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 ▼ 『 DVD-R、DVD-RAM、DVD+RW? DVDディスクの種類について 』
 

 
ここ1年ほどの間に爆発的に売れているDVDレコーダーですが、種類がいくつかあって、
よく分からないとお客様から度々ご指摘を受けてます。

かく言う私も新製品が出る度に、フォーマットや、メディアを確認している状況で、
私たちプロがこれでは当然お客様には分かりずらいと思います。

そこで今回はDVDレコーダーのメディアの種類を簡単にご説明させていただきます。

(以下のご説明は主にDVDレコーダーについての記載とさせていただきますので
パソコン用・データー用用途は若干用語が異なることがあります。)

【DVDメディアの種類について】

DVDのメディア(DVDディスク)は主に下記の6種類があります。

 DVDディスクの種類
  再生専用型 記録可能型
ディスク形式 DVD-ROM DVD-R DVD-RW DVD+R DVD+RW DVD-RAM
書き込み
(録画)
不可 1回だけ可 1回だけ可
DVD再生機
での再生

(一部不可)

(ごく一部不可)
不可
ファイナライズ
要・不要
必要 必要 不要 不要

※ファイナライズとは再生専用のDVDプレーヤーで再生可能なデーター配列にする処理のことです。
 DVD-RAMは再生専用のDVDプレーヤーでは再生不可能のため、ファイナライズの項目はありません。
 詳細は後述します。

  
DVD-ROM 通常のDVDソフトがこのメディアです。
映画ソフト、またプレステなどのゲームソフトに使用されています。
この形式のメディアは再生専用ですので、書き込み(録画)はできません。
DVD-R 1回だけ書き込み(録画)ができるディスク(メディア)です。
従来のDVDプレーヤーでも再生できます。
※DVDプレーヤーで再生する場合はファイナライズ(後述)処理が必要です。
DVD-RW 書き込み、書き換え可能タイプのディスクです。
ほぼ、通常のビデオテープなどと大体同じような使い方ができます。
従来のDVDプレーヤーでも再生できます。(一部不可)
※DVDプレーヤーで再生する場合はファイナライズ(後述)処理が必要です。
 ファイナライズ後の書き込みは初期化が必要です。
DVD+R 1回だけ書き込み(録画)ができるディスクです。
従来のDVDプレーヤーで再生できます。
ファイナライズ処理は必要ありません。
DVD+RW 書き込み、書き換え可能タイプのディスクです。
通常のビデオテープと大体同じような使い方ができます。
従来のDVDプレーヤーで再生できます。(ごく一部不可)
ファイナライズ処理は必要ありません。
DVD-RAM 書き込み、書き換え可能タイプのディスクです。
従来のDVDプレーヤーでは読み取り(再生)できません。
DVD-RAM対応の機器のみでの読み取り(再生)、書き込み(録画)となります。

【ファイナライズ】

ファイナライズとは、DVDプレーヤーで再生可能なデータ配列にすることです。

DVD-R・DVD-RWで録画(書き込み)したディスクをDVDプレーヤーで再生する場合はこの処理を行わないと再生できません。
ファイナライズの処理時間は1枚約2時間〜数分かかります。これはディスクの残り時間によって変わります。
DVD+R・DVD+RWのディスクは常にファイナライズ処理をした状態になっておりますので、この処理は必要ありません。
DVD-RAMのディスクはDVDプレーヤーでは再生できないので、おのずとファイナライズ処理はありません。
  

ディスク種類について簡単まとめましたが、お分かりいただけたでしょうか。
次回のコラムでは各メーカーに対応している状況と録画時間などをご報告します。

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