デジタル一眼カメラを探していると必ず耳にするであろうブランド名といえば「α(アルファ)」
「α」とはソニーのデジタル一眼カメラのブランド名で最近では「ミラーレスならソニーのα」と言われるほどに知名度も人気も高まってきたシリーズです。
ですが、そのラインナップはちょっと複雑・・・
そんな「α」を発売年度ごとに追ってみることにしてみました!
家電メーカーのソニーらしく、他メーカーでやりがちなフラグシップモデルからの機能を削って下位モデル~ではなく色々な特徴を持ったシリーズごとのナンバリングをしているのがソニー「α」の特徴です!
この記事の目次
ソニーのミラーレスのいいとこは?
- AFがとても速い
- AFの範囲が広い
- 軽量
- 高品質センサーによる高画質
- スマートフォンとの連携が楽
- レンズがフルサイズとAPS-C共通
単純に言ってしまえばソニーのミラーレス機は、ベーシック機と言われるモデルからすでにハイスペック。
この使い勝手と機能はセンサーメーカーであるソニーだからこそであり、人気を維持している大きな理由だと思います!
ミラーレスαのラインナップ
フルサイズ
フルサイズモデルは大きく4つに分かれています。
「Speed」 「9」シリーズ
「Resolution」 「7R」シリーズ
「Basic」 「7」シリーズ
「Sensitivity」 「7S」シリーズ
速度、解像度、基本、高感度 の4つです。
APS-C
6000シリーズはフルサイズに比べるとちょっとわかりにくいですが大まかに分けるとこんな感じ
「α6600」 5軸手ブレ補正内蔵 ブレに強く,動画ユーザー&APS-Cでも妥協したくない人へ
「α6400」 一番オススメのベーシックモデル、動画もいけちゃう初心者から上級者まで納得の基本モデル
「α6100」 最廉価モデル。エントリーモデルでも上位モデルと変わらぬAF性能
発売年度ごとにまとめてみた
※ 2019/11月現在のソニーストア価格です。
※黒文字は発売当初のおおよその価格
※キャッシュバック等で実質価格とは異なる場合があります。
ソニー「α」の特殊?なところは比較的前モデルであっても併売していることが多いということです。
ソニーの他製品ではよくあることなのですが、カメラ業界としては特殊なことで、ユーザーがあえて最新モデルではなく前モデルを選ぶことによってコストと必要な性能が釣り合ったモデルを探しやすいという一面もあります。
フルサイズα 特徴
「9」シリーズ
「α9」シリーズは唯一「プロ向け」を謳っているシリーズとなります。
ワークフローに適した設計となっており、連射性能などのスピード性能も全機種中最速です。
秒間20枚の連射速度はとんでもない性能でスポーツなどの動く被写体の一瞬を捉えるには最高の一台と言えます。
プロ向けならではの機能としてはFTP転送など即時データをインターネット経由で転送できたりとまさに仕事で使うための道具。ともとれます
あくまでも「α9」シリーズは高速性能とワークフローそして他のフルサイズ機と比べても物理ボタンの数も多く、まさに一瞬を捉えるためのカメラと言えるでしょう。
性能にこだわるプロフェッショナルとハイアマチュアにオススメのモデルです。
Rシリーズ
「R」シリーズは「Resolution(解像度)」を重視したシリーズで通常モデルの「α7Ⅲ」や「α9」の2420万画素に対して「α7RⅢ,Ⅱ」は4240万画素、「α7RⅣ」はなんと6100万画素という超解像度を実現。
高解像度機のメリットはなんといってもその解像感、そして表現力。
大きく引き伸ばしても粗さが目立たないのでトリミングに対しても抜群の耐性をもちます。
高解像度機はブレにシビアかつ、ノイズに弱いというデメリットがありますが、個人的な感想としては「α7RⅣ」で普通に撮っていてもそういったデメリットは感じにくく非常に気軽に扱えるのがソニーの高解像度機の特徴。
そんなに画素数あって何に使うの?w という意見もある、高解像度機ですがズームして「すごいなこのカメラ。」と自己満足に浸れるのがいいところとも言えるでしょう。実際すごいなコレって本当に思いました。
Sシリーズ
「S」シリーズは「Sensitivity(高感度)」を重視したモデルで、通常センサーの感度(ISO)を上げていくとノイズがでてしまうのですが、そのノイズに対する耐性が高く暗所でもシャッター速度を早めることができたり、シャッタースピードに限界のある動画撮影時に強いモデルとなります。
まだ、試したことはないのですがISO12800ほどの超高感度でも常用できるという性能を持っていて暗い場所で絞りこんでなおかつ手持ちで・・・とかいうカメラを触ったことがあるのなら通常は考えられないような環境の暗さでも活躍するのがこの「α7S」シリーズ
弱点としては1220万画素とフルサイズセンサーとしては少ない画素数となっており、明るい場所での通常の撮影ではトリミングしたりすると粗さが目立ってしまうことです。
また、現時点で2015年の発売から後継機種が発表されていませんので第四世代が出ている今日ではボディの設計も第二世代で少し古さを感じる部分もあるかもしれません。
7シリーズ
無印の「7」シリーズはベーシックモデル。
ベーシックモデルと言うと大したことないように聞こえがちですが、つまりはオールラウンドモデル!他のモデルには機能に特化してるが故の弱点がありますが無印「7」シリーズにはこれといった弱点はなくまさに最高のハイコストパフォーマンスモデルと言えます。
よく言われるのは「このカメラで撮れない被写体はない」と聞きます。(定かではありませんが・・・笑)
実際、アマチュアのユーザーが使うような環境下では「α7Ⅲ」で不足するということはほぼなく撮れるのですが、使っているとやっぱり「R」がほしい・・・とか「9」がほしい・・・とかその時はその時(笑)
APS-C
APS-Cの「α」は大きく三種類に分かれます
ボディ内手ブレ補正アリの「α6600」
スタンダードモデルの「α6400」
エントリーモデルの「α6100」「α6000」
APS-C製品はフルサイズ機と違い古いモデルはあまり残っておらず、先日発売された「α6600」の前モデルにあたる「α6500」がすぐに販売終了になってしまいました。
ですが、ベーシックモデルで「α6500」のルーツとなる「α6000」は発売より5年とかなりの期間が空いており、今年初頭に発売された新世代の「α6400」が出てから一気にモデルサイクルが一新されました。
性能差もかなりの差がありますからしょうがないのかなとも思います。
フルサイズと違い、上位機種から機能を減らしていくようなラインナップの作りなので注意が必要です。
α6600
「α6600」は全部入りの最新モデルです。
ボディ内5軸手ブレ補正、大容量Zバッテリー、0.02秒高速AF、リアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキング、動画性能もバツグンです!
特にZバッテリーによるスタミナの大幅増強が効果的でバッテリーが入るグリップ部分もフルサイズ並に大きくなったので握りが深くなり、操作感も他のAPS-Cシリーズと比べても向上しています。
ボディ内手ブレ補正はフルサイズ機では標準装備されているシステムですが、シャッタースピードを落とさなければならない暗所や手ブレの厳しい望遠レンズでの撮影、そして動画撮影時に大きな効果を発揮する機能です。
基本的な静止画撮影性能は一つ下位の「α6400」と比べて大きく抜きん出ている部分はありませんが、動画時には圧倒的な性能を誇り
拡張マイクやモニタリング用のイヤホンジャックなどを備え、本格的な動画撮影にも耐えうるスペックとなっています。
α6400
「α6400」はスタンダードに位置するAPS-Cのカメラです。
スタンダードと言いながらも非常にハイスペックで初心者から上級者まで使える定番ミラーレス機
0.02秒の高速AFやリアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキングなど最新のAF性能を持ち合わせながら女性でも気軽に持てます!
α6100
「α6100」は最新世代のエントリーモデルです!
AF性能はなんと!「α6600」や「α6400」と変わらず0.02秒!
初心者が使うにはまったくもって十分な性能を持ち合わせたハイスペックエントリー機です。
価格重視の方にはこちらがオススメですが、長い目で見るのであれば当店では「α6400」をオススメしています。
長期保証サービス 三年ベーシック(無料)
分割払手数料「0%」 24回まで
長期保証サービス 三年ベーシック(無料)
分割払手数料「0%」 24回まで
α7III
ILCE-6400
ブラック/シルバー
ソニーストア価格
- 本体のみ 109,880 円+税 10,000円キャッシュバック!
- パワーズームレンズキット 119,880 円 +税 10,000円キャッシュバック!
- ダブルズームレンズキット 139,880 円 + 税 15,000円キャッシュバック!
- 高倍率ズームレンズキット 149,880 円 + 税 15,000円キャッシュバック!
- 本体のみ 89,900 円+税 2500円キャッシュバック!!
- パワーズームレンズキット 99,900 円+税 2500円キャッシュバック!!
- ダブルズームレンズキット 119,900 円+税 5000円キャッシュバック!!