ついに登場した「Z」の名を冠するフラグシップモデルのモバイルノート「VAIO Z」
いち早くその実機をお借りできましたので実機レポートを書いていきたいと思います!
ここ最近は「α1」「Xperia PRO」とフラグシップモデルの新製品が多く、どの製品も一つ抜けた性能や機能を持っているモデルです。
VAIOからも同じようなコンセプトのフラグシップモデルが登場しました。
今回お借りできたのは「VAIO Z」の中でもより塗装やスペックにこだわりを持って作られたモデルの「SIGNATURE EDITION」の❞シグネチャーブラック❞というカラー
カーボンの繊維目をそのまま楽しめる特殊な塗装をしたカラーで今回の「VAIO Z」一番の目玉のプレミアムエディションです。
「VAIO Z」を語る上で外せない最大の特徴。それは「フルカーボンボディ」で本体が形成されているということ。
炭素繊維(カーボンファイバー)とは金属以上の硬度を持ちながら重量が軽く「硬い」だけでなく繊維のような「しなやかさ」も持ち合わせた新世代の素材です。
カーボンには弱点もあり、その一つとして加工難度がとても高く大量生産が難しいという点があります。
「VAIO」はそんなカーボンという素材をいち早く研究し、幾層にも「※UDカーボン」を重ねモバイルノートに適したカーボンボディを作り出しました。
軽くて、強度のあるカーボンという新素材を使うことによってボディの重量という制約から解き放たれた「VAIO Z」は数々のこれまで両立できなかった高性能で、高スタミナで、多機能というスペックを獲得しています。
この記事の目次
カーボン目がカッコいい!!魅せるボディカラー
写真をご覧になって普通の金属とはちょっと違う「繊維感」がわかるでしょうか・・・?
車やバイクなどの高性能パーツでお馴染みのカーボンですが、「カーボン目」って男心に効くんですよね・・・笑
まさに「高性能だぞ!」って訴えかけてきてるような気がしてたまらんのです
軽いのは見ても想像つくけれど、その中にも重厚感があるというか・・・
なにか惹かれるものがあるなぁ。。。とひと目みて思いました。
ヒンジ部分も折り曲げカーボンで作られており180度開く構造をしながらも非常に丈夫な出来です。
デザインとしても光の角度で輝くワンポイントとなっていてとても高級感がありますね
こちらは「VAIO Z」の右側面の端子類です。
次世代のPCらしく端子類は最低限のものとなっています。
右側面にはフルサイズのHDMIとUSB Type C端子
左側面にはこちらにもUSB Type C端子とイヤホン/マイクジャックがついています。
右左共にThunderbolt に対応したUSB Type Cジャックとなっており、付属の充電用アダプターもType Cのモノとなっています。
別売のType-Cドッキングステーションを用意すれば、HDMI、VGA*、USB、USB Type-C、LANを追加することができます。
「映像端子ももっと欲しい!」という方には更に沢山の端子が増やせるTypeC 4Kマルチモニタードッキングステーションもあります!
4K 60Hzのモニターを2台拡張できるスグレモノです!
優れたユーザビリティ
「VAIO Z」はキーボードやタッチパッドといった操作感に関わる部分もこだわりを持って作られています。
キーボードは打鍵感、耳障りなノイズの低減、手首への負担をなくす傾斜などユーザーがより快適にタイピングできるキーボードを新設計。
キーピッチはフルピッチの約19mmを確保。キーストロークも従来の1.2mmから1.5mmに深く改良し、よりよい打鍵感を実現しています。
実際にタイピングしてみたところ、深めのキータッチ、そして適度な反発力によって薄型のPCのキーボードとしては驚くほどに質感が高く、非常にタイピングしやすいです。
液晶パネルが180度開くのも「VAIO Z」の大きな特徴です。
画面を反転させることもできるので対面で簡単なプレゼンテーションや資料の確認などをする際にも素早く対応することができます。
カメラ/マイク部分も非常に考えられています。
カメラの左右についているのがステレオマイクです。
ステレオマイクも、内部での音の遮断率を高めた新設計によって録音品質も向上しています。
前面カメラにはプライバシーシャッターが備わっており、物理的にカメラを覆うことができるので確実に映像を遮断することが可能です。
電源ボタン部には指紋認証機能が備えられており、起動時には自動でログオンの認証を行うことが可能です。
カメラによって着席/離席の判定をしており、一定時間PCの前から離れると自動的にPCをロックする離席ロック機能も搭載。
よりセキュリティを意識したビジネスシーンでも活躍します
ディスプレイは4K HDRのものが選択可能。
4K解像度(3840×2160ドット)の広い作業領域を確保できるのはもちろんのこと、肉眼で見る光景と同等の表現ができるHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しており、実際にYoutubeで動画を再生してみたところ、2160p HDRでの再生が可能でした。
ディスプレイ自体もsRGB以上の色域に対応しており、非常に美しく見えました。
シグネチャーエディション限定の隠し刻印は黒いキートップに黒文字で刻印を施した人気の「隠し刻印」キーボードを搭載。
通常時は刻印が見えなくなっていますが、キータイプ時には刻印が光り、薄暗い会議室や飛行機の座席などでも迷わずにタイピングすることができます。
飛び抜けたパフォーマンス&スタミナ
モバイルの枠を飛び越えた高性能CPU
ここからは性能面のお話に移ります!
なんといっても「VAIO Z」は、最新世代の【第11世代Core プロセッサー Hライン】更にその中からインテルによって選別されたスペシャルエディション「Core i7 11375H」を搭載。
1kg以下の軽量ボディには異例の大型クリエィティブ向けノート用のTDP 35W CPUが備わっています。
実際に「Cine bench R23」を回してみたところスコアは【6685】でした(!!???)
今この記事を執筆するのに使用している「VAIO S15」第8世代Core i7 8750H (6C12T)でも同じベンチマークを走らせたところスコアは【5439】と「VAIO Z」に遠く及びませんでした。。。
「VAIO Z」に搭載されている「Core i7 11375H」はもうバケモンです・・・
公式のパフォーマンス比較でも「SX14」のCPUより180%も高速とのこと。
まさに他を圧倒するパフォーマンスです・・・!!!
実測6GB/s超え超高速SSD
これまで以上のリード/ライト速度を実現するPCIe Gen.4の「NVMe SSD」を搭載。
実測6GB/sを大幅に超えちゃってます・・・
ストレージの読み込み速度は全ての作業の土台となる性能。
高速な読み込み速度により全ての作業を高速化させ、ストレスフリーな作業環境を生み出せます。
起動時間も10秒程度と爆速。全くストレスは感じませんでした。
バッテリー持ちがスゴイ
スタミナテストとして4K HDRのYoutube動画を再生させてみました。
画面輝度最大・4K HDR画質で再生させたところ、1hあたりの減りは12,3%ほどでした。
単純計算すると、約6hの再生が可能(!?)となりスタミナ性能がとても優秀だということがよくわかります。
通常のモバイルノートだと2~3hくらいで使えなくなってしまうことも多く、コンセントのない状況では少しスタミナが物足りないところなんですが、「VAIO Z」の懐の深さには驚くばかりです・・・!!
お得なキャンペーン
VAIO新生活応援 キャッシュバックキャンペーン(個人のお客様限定)
期間中、対象モデルご購入でもれなく10,000円現金キャッシュバック。
学生の方はさらに、学割5,000円適用で合計15,000円キャッシュバックとなります。
対象モデル:VAIO Z、VAIO S15、VAIO SX14、VAIO SX12
※プレミアムエディションもキャンペーン対象となります
※VAIO ZはVJZ141シリーズ、VAIO SX12はVJS122シリーズ(20年春モデル)・VJS123シリーズ、
VAIO SX14はVJS142シリーズ(20年春モデル)・VJS1431シリーズ、VAIO S15はVJS1541シリーズ
ご購入期間(ご注文期間※):2021年2月18日(木)~2021年5月25日(火)まで