ソニーEマウントから新しいEマウントレンズが発表されました!
その名も「SEL70200GM2」
70mm~200mmの焦点距離をカバーするF2.8通しの望遠レンズです。
以前より「SEL70200GM」(無印)が発売されており、2代目の新モデルはAF速度、重量、操作系全てにおいて進化したレンズとなっています。
いわゆる「大三元レンズ」と言われるF2.8通しの望遠レンズは各社が力を入れるラインナップですのでしっかりとアップデートしてきたという形ですね。
ちなみにソニーのEマウントレンズとしては65本目となります。
さっくりポイントをまとめると・・・
- 約29%の軽量化
- AF速度が初代比4倍
- 動画撮影に対しての最適化
- 操作系関連の向上
- 近接撮影強化
となっています。
内部のレンズ構成を見直し、主に前方部分のレンズ群を少なくすることによって重量を軽量化。(約1,480g→約1,045g)
更に軽量で高推進力の新型モーター「XDリニアモーター」を採用
素材も見直し軽量で丈夫な「マグネシウム合金製部品」を新たに取り入れています。
軽量化だけでなく重量バランスもより良くなっています。
前方部分のレンズ群を少なくすることによって重量バランスをフロントヘビーではなくし、三脚座の真上に重心が来るように設計。
特に1脚やジンバルでの撮影時にその効果を発揮します。
純粋なカメラの持ちやすさも向上しますので軽さと合わさって取り回しがとても良くなってそうです。
初代と同じく筒の長さが変わらないインナーズーム方式を採用していますのでズーム時でも重心が変わりづらく安定した撮影が可能です。
ソニー独自開発の新型モーター「XDリニアモーター」を4基搭載。
AF速度が従来比で4倍に高速化しています。
高速化したのはもちろんのこと、ズーム中の動体に対するフォーカスの追従性能が30%向上
1.4倍、2.0倍のテレコンバーター(別売)に対応
2.0倍のテレコンバーターを使用した場合(最大400mm)でも開放F値5.6で撮影が可能。
クリックの切り替えが可能な絞りリングに加えアイリスロックスイッチが搭載。
AF-Cモードでもフォーカスリングを回転するだけで瞬時にマニュアルフォーカスが利用可能なフルタイムDMFスイッチを搭載。
最大撮影倍率も0.3倍と大幅に強化。
最短撮影距離:0.4m(ワイド端)/0.82m(テレ端)
最大撮影倍率:0.3倍
開放F2.8のボケを生かした撮影も可能でテレマクロ的な撮影も実現可能にしています。