ついに本日発売されたソニー渾身のフラグシップモデル「α1」
当店にも展示機が到着し、外箱からもフラグシップモデルだということがよくよく伝わります(笑)
ところで「α1」にまつわるインターネットで話題になっているある噂をご存知でしょうか?
[α1は動画撮影時にすぐ熱停止してしまうので動画ユーザーにはオススメできない!]
というお話。
内容を簡単に説明すると、とあるYoutuberの方が「α1」を早速動画撮影で使ってみようとしたところ、30分ほどで熱停止してしまい使い物にならなかった・・・というもの。
「このこと(熱停止)が本当ならヤバくないか・・・?」と思い、「α1」到着直後に長時間録画のテストを開始しました。
テストの結果から先にお伝えすると・・・
「α1は4K60pの長時間録画に十分耐えうる」ということです。
実際に長時間録画のテストを行ってみたところ、全く問題ありませんでした。
テスト内容
気温18度の屋外にて「α1」を使い、4K60pの動画を長回ししました。
動画設定は以下のとおり
XAVC HS 4K 60p 4:2:2 10bit 100Mbps
4K記録設定 フルサイズ読み出し
自動電源OFF温度[高]
比較用として全く同じ設定、レンズを装着したα7SⅢを用いて撮影しました。
バッテリー残量70%弱から撮影を開始し、約60分録画を回し続けましたが、高温注意の警告も出ることなくバッテリー切れをもって録画が終了しました。
「α7SⅢ」と比較するとボディの温度は熱く、確かに「α1」のほうが発熱は多いようでしたが、今回のテスト内容では全く問題なくどちらもバッテリー切れまで撮影し続けることができました。
「α1」を動画用途のみで使用される方はあまり多くないかもしれませんが、熱停止問題については公称の「8K30p動画が30分撮れる」という内容は間違いないかと思います。
録画の設定も多少負荷の高めのものにしたのでもっと圧縮率の低いXAVC Sやもっとビットレートの低い設定であれば更に録画時間が伸びることが予想できます。
充電しながら、、、とかHDMI外部モニターに出力しながら・・・とか条件が変われば結果も変わってくるかとは思いますが数十分で録画が停止してしまうということはなさそうです!
今回のテストで噂となっていた不安も消えたのでこれから「α1」のレビューを存分にしていきたいと思います!次回の記事にもご期待下さい!