この春のモデルのノートパソコンから搭載され始めた、IntelのCentrino
で標準サポートされている無線LANですが、皆さんは活用していますか?
皆さんのお宅でブロードバンド(ADSL,FTTHなど)のモデムからパソコンまで
を繋いでいるのがLAN(Local Area Network)と呼ばれる技術です。
通常はモデムからパソコンまでケーブルで繋いでいます(有線LAN)が、
これを無線で繋いでしまうのが、無線LANです。
普通ADSLのモデムは電話線のジャックのすぐそばに置きますが、ジャックが
パソコンの置いてある部屋にあるとは限りません(というよりほとんど
ありえないでしょう)。そうなると、モデムからパソコンまでLANケーブル
で繋がなくてはなりませんが、ドアに挟まってしまったり、場合によっては
工事が必要になってしまったりと、とにかくケーブルは邪魔です。
この邪魔なケーブルを取り払ってくれるのが、無線LANなのです。
まず、モデムに"PCWA-AR300"もしくは、"PCWA-A320"などの
無線LANの「親機」(これを「アクセスポイント」と言います)
を接続して脇に置きます。
デスクトップパソコンの場合は"PCWA-DE30"という無線LANコンバーター
を接続して脇に置けば、わずらわしい配線無しに、インターネットに
接続する事が出来ます。
たとえば、モデムは1階で、パソコンは2階に設置すると言ったことが、
1階から2階にケーブルを伸ばしたりしないで可能になります。
さらに、ノートパソコンの場合は、"無線LAN対応"と明記されている場合は、
家中どこからでもインターネットにアクセスできます。
無線LANに対応していないノートパソコンでも、"PCWA-C300S"というカードを
ノートパソコンに装備されているPCカードスロットに挿せば、無線LANが使えます。
「ケーブルが届くからいいや」とお考えでも、ノートパソコンの場合は
無線LANを使うことによって、使用スタイルが大幅に変わってきます。
ベッドに寝そべりながらでも、こたつに入りながらでも、とにかく
どのような体勢でもインターネットに繋がるので、大変便利です。
この快感を知ってしまうと、もう後には戻れないほどの魅力がありますよ。
※環境によっては無線LANの電波が届かない場合があります。
※環境によって無線LANの速度は変わります。
※無線LANの規格には"IEEE 802.11b","IEEE
802.11g","IEEE 802.11a"という
3つの規格があります。"IEEE 802.11g"は"IEEE
802.11b"の上位互換と
なっています。"IEEE 802.11a"と"IEEE
802.11b"・"IEEE 802.11g"には
互換性がありません。
今回ご紹介している商品はいずれも"IEEE
802.11g"対応です。
※"IEEE 802.11g"はドラフト仕様です。