ソニーさんから次々と、サーバーショットが登場ですね(写真はサーバーショットDSC−V1)。小型で画素数も非常に高くなってきましたよね。
非常に高機能となったデジカメ。購入に際しては、使う目的に合わせることが一番良いのですね。そして、その目的のひとつにデジカメ画像をプリントアウトしてポストカードや、暑中見舞いにしたいと思われている方、きっと多いと思います。
そんな方や、ご購入前の参考として、”デジカメ画像と印刷の関係”についてお話したいと思います。
デジカメの画像をコンピュータのディスプレイに表示すると画面いっぱいに表示されますが、実際にプリンタで印刷すると、はがきサイズの大きさぐらいにしか印刷されないことがあります。結論から言いますと、ディスプレイとプリンタの「解像度(dpi)」が違うからなのです。
画像そのものは格子状のマス目でできていて、このマス目を「画素(ドットまたはピクセル)」と呼びます。このドットが1インチ(2.54cm)あたりにいくつあるかで画質の細かさ(dpi)が決まります。
ディスプレイやデジカメは一般的に72 dpiで記録されています。プリンタは機種によって違いますが、例えば印刷の際、288
dpiとすると、ディスプレイの1ドット分をプリンタは4つのドットで表現している計算になります。ディスプレイの72
dpiのままで印刷すると画像は色ぼけやギザギザが目立つあまりきれいでない状態で印刷されてしまいます。
dpiが細かければ細かいほどきれいな画像が印刷されますが、画像サイズは小さくなります。
以上のことから、ディスプレイやデジカメと印刷物の大きさが違ってくるわけです。
ということでお持ちのデジカメ、何万画素ですか?またこれからデジカメのご購入をお考えの方、下の表に印刷との対応を載せましたので参考にしてください。
画素数 |
撮影モード
(ピクセル数) |
300dpiで
印刷する場合 |
参考 |
35万画素クラス |
VGA(640×480) |
5.42cm×4.06cm |
ホームページで使用するには問題ありません。プリクラ程度の大きさであれば印刷も可能です。 |
130万画素クラス |
1.2M(1280×960) |
10.84cm×8.13cm |
年賀状のちょうど半分ぐらいの大きさです |
200万画素クラス |
2.0M(1600×1200) |
13.55cm×10.16cm |
一般的な写真とほぼ同じサイズです。 |
334万画素クラス |
3.1M(2048×1536) |
17.34cm×13cm |
はがきなら全面に印刷できます。 |
500万画素クラス |
5.0M(2592×1728) |
21.95cm×16.46cm |
A4たてのちょうど上半分が印刷できます |
サイバーショットでは撮影モードがVGA、1.2M、2.0M.3.1M.5.0Mというように選べるようになっています。(製品によって異なります)
ちなみにパンフレットなどの商業印刷レベルは基準が350dpiといわれます。
これ以上高くても、人間の目にはそんなに違いがわからないものです。
300dpi〜350dpiあると十分写真画質であるといっていいでしょう。
当店では、お客様の用途に合わせたデジカメをそろえておりますので、下記リンクからご覧ください。
130万画素クラスのクリエ、携帯電話はこちら
200万画素クラスのサイバーショットはDSC−U30
334万画素クラスのサイバーショットはDSC−P8
500万画素クラスのサイバーショットはDSC−V1とDSC−P10
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