コラム「去年買った石油ファンヒーターが点火しない!不良品かしら?」
で書いたとおり、灯油製品はすべて、シーズン後のお手入れを間違えると、
翌シーズン使えないことがあります。
なぜ翌シーズン使えないの?
それはコラム「去年買った石油ファンヒーターが点火しない!不良品かしら?」
で書いたことが、石油ファンヒーターや、石油ストーブの中のタンクで起こるからです。
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※コラム「去年買った石油ファンヒーターが点火しない!不良品かしら?」を
読んでいない方にご説明
シーズンOFF中に、機器のタンク内で、灯油が蒸発し、水になる。
その水が灯油と混ざり不純物を含む灯油となるため、点火しなくなる。
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そこで石油ファンヒーターと石油ストーブのシーズン後のお手入れを記します。
要は灯油を空にすればいいのですが、石油ファンヒーターも、
石油ストーブもタンクを抜いても、まだ本体内に灯油が残っています。
それも完全に空にする方法です。
石油ファンヒーターのシーズン後のお手入れ。
(1)本体のタンク挿入部の反対側に電話帳などをかまして、
本体を傾ける。
(2)ファンヒーターの灯油タンクを抜く。
(3)タンクを抜くとタンク挿入部の一番下にタンクキャップ
(ゴミ取のフィルターがついている)あるので、それをはずす。
(4)スポイトを使い、本体自身に残っている灯油を抜く。
以上で完了です。
石油ストーブのシーズン後のお手入れ。
こちらは簡単です。
灯油タンクが空になっても火を燃やしつづけ、
本体自身のタンクが空になるまで火を燃やしつづければ
結構です。(このことを通常「空焼き」といいます)
毎年、石油機器を快適にお使いいただけますよう、お手入れをお忘れなく。