ミラーレスがカメラの主流になりつつある今、動画を一眼ミラーレスカメラで撮ってみたい!という方がとても増えています
静止画とはレンズの選び方が少し違い、選び方のポイントも異なります。
今回は価格を重視した動画初心者にもオススメのEマウントレンズをご紹介しようと思います。
この記事の目次
動画用カメラには広角レンズが必須!?
初めて動画用のカメラを持つ方に気をつけてもらいたいのがレンズの画角です。
近頃主流となっているGO Proなどのアクションカメラの画角は一般的な一眼用カメラのレンズに換算すると「超広角」という分類になります。
特に歩きながらの撮影や、自撮りでの撮影時には広角~超広角のレンズは必須です。
広角レンズかどうかはそのレンズの「焦点距離」を見ればわかります。
その定義はまちまちですが、一般的に35mm換算で
~24mm が超広角
24~35mmが広角
40~60mmが標準
70mm~が望遠
と分類できます。
動画撮影時には「超広角」「広角」のレンズを使うことが多いです。
広角レンズは画角が広く撮れるので多くの情報を撮したい動画に向いています。
また、手持ちで撮影する場合はブレが気になりにくいというメリットもあります。
焦点距離の数字にダマサれるな!?「35mm換算」って?
実は同じ焦点距離のレンズでも搭載しているセンサーサイズによって実際の画角が大きく変わります
この記事では詳しい説明は省きますが、「ZV-E10」は「APS-C」センサーを搭載しているので焦点距離は1.5倍となります。
ですので「ZV-E10」の場合
【レンズの焦点距離 × 1.5 =35mm換算の焦点距離】
となります。
センサーサイズが小さくなると同じレンズでも光を受け取れる範囲が狭まりますのでその分ズームされてしまう。というわけ。
ちなみに、α7シリーズなどのフルサイズセンサー搭載機種であればレンズの焦点距離=実際の焦点距離となります。
オススメレンズ
フルサイズ
SEL20F18G
動画用のレンズの中でも一番オススメなのがこちらの「SEL20F18G」
手持ち撮影時に最適な画角20mmの単焦点レンズ
超広角の単焦点レンズながらも軽量コンパクトで持ち運びの邪魔にならず、ジンバル等に乗せる場合もバッチリキマリます。
開放F1.8と明るく、美しいボケ表現も楽しめます。
ソニーストア価格 116,273 円+税
SEL35F18F
低価格ながらも開放F1.8ならではの大きなぼけ味が楽しめる「SEL35F18F」
広角35mmという使いやすい画角で人間の視界に近い、自然な画角で撮影することが可能です。
小型軽量でジンバル、グリップなどと組み合わせても相性抜群ですね
APS-C
SEL1018
超広角にあたる換算15mm~27mm相当をカバーするズームレンズ「SEL1018」
背景を大きく入れる外での撮影や、狭い室内、自撮りなど幅広く分野で活躍するズームレンズです。
汎用性も高く、1本目のレンズとしてもかなりオススメです。
絞りもF4と使いやすいと通しの設定で戸惑うこともありませんし、手ブレ補正も内蔵しているのでより、ブレの少ない動画撮影が可能となっています。
超コンパクト+ボケを楽しめるパンケーキレンズ「SEL16F28」&「SEL20F28」
※画像のレンズは「SEL16F28」です
次にご紹介するのはパンケーキレンズと言われる小型かつ薄いレンズが特徴の単焦点レンズ「SEL16F28」です
「SEL16F28」は換算24mmの広角レンズで単焦点レンズなので明るく、暗い場所も得意。
ボケを大きく作れるので特徴で一眼らしいボケのある映像を楽しむことができます!
個人的にはは接写ができるのがポイント高めなオススメレンズです!
「SEL16F28」と組み合わせて楽しめるフィッシュアイコンバーター「VCL-ECF2」
ぜひとも「SEL16F28」と組み合わせて使ってほしいのがこのフィッシュアイコンバーター「VCL-ECF2」です!!
読んで字の如く「SEL16F28」を魚眼レンズ化するキットです。
ちなみに「SEL20F28」という他のパンケーキレンズにも対応しています。
開放F2.8の明るさはそのままに16mm F2.8装着時は対角線画角180°を実現した焦点距離10mmの魚眼レンズとして、E 20mm F2.8装着時は対角線画角133°の焦点距離13mmの魚眼レンズとして、遠近感を強調したユニークな映像表現が楽しめます。