小型音楽プレイヤーとして人気のソニーの「ウォークマン」
数ある音楽プレイヤーの中でも特に人気のシリーズである「ウォークマン」
携帯でも気軽に音楽が聞けるようになった今現在でもその音楽専用機ならではの使いやすさと音質で人気の携帯音楽プレイヤーです。
そんなウォークマンも40周年を迎え、お手軽なSシリーズからハイエンドプレイヤーとしても高い評価を受けているWMシリーズまで幅広いモデルが登場しておりモデル選びはちょっと複雑。
この記事ではそんな迷えるウォークマン初心者のために買ったあとに後悔しないオススメのウォークマンを紹介していこうと思います!
この記事の目次
ウォークマン選びに重要なことは?
選ぶポイントとして重要なのは本体の大きさです。ポータブルプレイヤーといえどもそのサイズは様々で重さを感じないような小型のものからずっしりとした重量感を感じるモデルまで様々です。
"ポータブル"と名前のつく通り持ち運ぶものなので本体のサイズと重量はとても重要なポイントになるのは当然。
軽くて小さい方が携帯性も良くて持ち運ぶ機器としては良いと言えるのですが、小さいということはその分犠牲になってしまっている部分も多く、サイズの大きいモデルの方が音質、機能共に有利となります。
利便性を重視してサイズを優先するのかそれとも音楽専用機として音質&機能を優先するのかそのバランスがウォークマンを選ぶ際に一番重要なポイントだと思います。
「Android」が搭載されているかどうかも選ぶ際に重要なポイントです。
「Android」とはスマートフォンなどに搭載されているシステムのことで、簡単に言ってしまえばスマホで扱えるようなアプリをそのままウォークマン上で使うことができ直接インターネットに繋がります。
大きなメリットは【PCいらずで音楽データーの購入ができる】【「Spotify」や「Amazon MUSIC」「Apple MUSIC」などのサブスクストリーミングサービスを利用できる】などなど....
好きなアプリが入れられるので、他にも様々なことがアイデア次第でできるのがAndroid搭載機のイイところ。
ウォークマンならば強力はアップコンバート機能である「DSEE」も搭載されています。
他に忘れてはならないのは音楽データーなどを持ち運べる容量です。
本体容量も重要ですが、データー容量を増やすことができるMicroSDに対応しているかどうかも見逃してはいけないポイントで別売りのMicroSDを使えば容量を気軽に拡張することができるので安心です。
MicroSDも大容量化が進み1TBを超えるものも登場しているのでその気になればものすごい量の音楽データーを持ち運ぶこともできちゃいます。
比較表
WMシリーズ | ZXシリーズ | A100シリーズ | A50シリーズ | Sシリーズ | Wシリーズ | |
ハイレゾ | ||||||
ハイレゾ ワイヤレス |
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DSEE HX | ||||||
バランス接続(4.4mm) | ||||||
ストリーミングサービス対応 | ||||||
microSDカード対応 | ||||||
防水対応 | ||||||
本体容量 | 256/128GB | 64GB | 64/32/16GB | 16GB | 16/4GB | 16/4GB |
本体サイズ | 約72.9×124.2×19.9mm | 約57.9×122.6×14.8mm | 約55.9×98.9×11.0mm | 約55.7×97.3×10.8mm | 約44.3×94.6×9.9mm | |
本体重量 | 約455g/約267g | 約164g | 約103g | 約99g | 約53g | 約32g |
ソニーストア価格(税別) | 299,880/119,880 円 | 80,000 円 | 32,000 円 〜 | 21,880 円 ~ | 11,880 円 ~ | 13,880 円 ~ |
オススメモデル
ハイレゾ対応Android搭載ウォークマン「A100シリーズ」
今一番人気のシリーズがこのAndroid搭載モデルの「A100」シリーズです。
小柄なボディに大きな画面とAndroidによる拡張性を持っていて使いやすく、ハイレゾにも対応しています。
出力が通常の3.5mmのみとなっているのでバランス接続による高出力な出力は持っていませんがその分小型軽量で持ち運びに非常に適したボディとなっています。
「DSEE HX」というアップコンバート機能が搭載されているので「AppleMusic」や「Spotify」「Youtube Music」などのサービスの音楽もハイレゾ相当にアップコンバートされるのでハイレゾ音源を持っていなくてもハイレゾ相当の音楽を楽しむことができるようになっています。
このアップコンバート機能の性能がウォークマンはとても優秀で、他社の音楽プレイヤーと比べてもトップクラスの性能を持っています。
普段聞く音楽がハイレゾだけならば決め方も変わってくるかもしれませんが、追加料金なしで聴き放題のストリーミングサービスが一般的になってきた現在ではアップコンバート機能はとても重要な機能だと私は思っています。
また、「mora qualitas」「amazon music HD」などのハイレゾストリーミングサービスを利用すればストリーミングでハイレゾを再生することもできます!
ハイエンドに迫る音質!Androidを搭載して新しく登場!「ZX500シリーズ」
次にオススメするのは同じくAndroid搭載の新型ウォークマンの「ZX500」シリーズです。
同じ「A100」シリーズとの大きな差はなんといってもその音質で更に高音質の端子である4.4mmのバランス接続に対応しています。
通常の端子のことをアンバランス接続と言いますが、バランス接続とアンバランス接続を比べると同じイヤホン、同じケーブルを使っていたとしても大きく音質に差があります!誰でもわかるほどの大きな差なんです。
本体サイズもライバル機と比べてかなり小さく作られており、ミドルハイエンド機の中でもコンパクトでハイエンド機にありがちな大きすぎてポータブル機器なのに持ち運びに不便といったあるある現象もありません。
あらゆる音源をハイレゾ相当にする「DSEE HX」の性能はこのZXシリーズでも絶大で非ハイレゾ音源の再生時では同クラス他社製品を圧倒しているのでまさにストリーミングサービスとの相性はバツグンです!
ハイレゾ音源を買ったり管理するのは面倒だけど楽なストリーミングサービスを使って高音質な音楽を楽しみたい!というワガママな需要に答えられるのはコイツだけです!
軽い!スタミナ良!「Sシリーズ」
携帯音楽プレイヤーとして非常にコストパフォーマンスが良く音楽再生に特化したモデルがこの「Sシリーズ」です。
ハイレゾ再生機能やアップコンバート機能は搭載されていませんが、ストア価格11,880円という低価格。
そしてなんと言っても最大の魅力はこの小さなボディから考えられないほどのスタミナ性能。
なんと最大52時間もの再生時間で長時間の外出でも電池切れの心配はありません。
ノイズキャンセリング機能もついているのでどこでも快適な音楽視聴ができます!