ソニーのミラーレス一眼カメラα(アルファ)の新たなフラッグシップα1IIと新レンズFE 28-70mm F2 GMが発表となりました。
それに伴い、東京ビッグサイトで開催されたαスペシャルイベント2024に行ってきました!
α1IIと新レンズFE 28-70mm F2 GMの使用レポートを含めてご紹介します!

新製品の特長を体感できる3つのステージの様子をご紹介します!

ポートレートコーナー

こちらではα1IIと新レンズFE 28-70mm F2 GMの組み合わせでポートレート撮影を体験できます。

焦点距離70.0mm シャッタースピード1/500秒 絞りF2.0 ISO100 +0.0EV
進化したAIプロセシングユニットが搭載されてAWBの精度・安定性が向上。瞳認識はもちろんですが、正確な色再現性も確認できます!
約5010万画素ということでクロップ↓↓

前髪の毛先の精細感も失われません。プロの現場ではポスターなどの特大印刷やクロップしての編集が当たり前で、5010万画素が大変有利に働きますね!

FE 28-70mm F2 GMの前ボケもやってみました↓↓

解放F2ということで、まるで単焦点レンズのようなボケも楽しめます!
大口径の場合、どうしても周辺部に口径食が出てしまいます。F2.8の場合はF4~F5.6ほどに絞る必要がありますが、このレンズは2段絞ってF2.8でも円形を保つ11枚羽根の円形絞りユニットを搭載しています。

私は時間切れでそこまで試せなかったのですが、もしご来場予定の方はぜひ試してみてください!

ちなみに最短撮影距離は0.38m、ここまで寄れます。

上から見るとこれくらいの距離感↓↓

FE 28-70mm F2 GMは思っていたほどよりは大きくなかった印象。F2の大口径ですが、バランスがいいのでとても軽く感じます!

プリ撮影コーナー

お次はプリ撮影コーナー

α1IIではα9IIIにも搭載されていたプリ撮影機能が搭載
シャッターを半押しにしておくと、シャッターを全押ししたところから最大1秒前まで遡って撮影することができます。
このコーナーでは、空手の型や板割を撮影することでその恩恵を体験することができます。
本当に恩恵です。普通じゃ早すぎて撮れません。。。

まずは、シャッターを切ったところ(全押し)からご紹介。

空手、めちゃくちゃ早いんですよ。
「あ、動いた!」と思った瞬間にシャッターを切ってこの状態。
静から動への切り替えが瞬時に行われる空手では、いつ動くのか分からない状態の構えから高速連写を始めると凄まじい量の写真になってしまいます。でもプリ機能がオンになっていれば、シャッターを切る1秒前に遡って撮影を始めてくれます。

ちなみにこちらがプリ撮影機能で記録された1枚目。ちゃんと構えから記録できています。↓↓

連写をした場合、プレビュー時に連写グループが作成されます。
連写1枚目は★1、シャッター全押し時は★2がレーティングされますので、見返したときに分かりやすいです。

そしてベストショットがこちら↓↓

次は板割を撮ってみました。
もうめちゃ早いんで、プリ撮影必須です。。
★1(プリ撮影機能にて遡り)→★2(シャッター全押し)→ベストショットの順でご紹介↓↓

約5010万画素と秒間30連写とプリ撮影と中央8.5段分の手ブレ補正って凄すぎでしょ。という一枚。撮影に失敗しなくなりますね!

 

スポーツ撮影コーナー

次にスポーツ撮影コーナー(バスケットボール)のご紹介。

ここで撮影している最中「あれ?あの人バチェラーに出てた人だ」って思って調べたら佐藤マクファーレン優樹さんでした。
堀江貴文さんがオーナーをしている3on3のプロバスケチーム、HIU ZEROCKETS.EXEさんがプレーしてくれていました。

それはさておき…

α1II / FE 70-200mm F2.8 GMII
焦点距離70.0mm シャッタースピード1/2500秒 絞りF2.8 ISO2500 +0.0EV

体育館の中のスポーツは、光量が取れない中で動きの速い被写体を撮らなくてはいけません。
そうするとシャッタースピードが上がって、より高感度にするためにISOが上がり、ノイズが出てしまいます。
さらに5010万画素という高解像度の為、1画素のサイズが小さくなって感度が低下。ノイズと手ブレとシビアな勝負をしなくてはいけないのですが、α1IIはプロの声を反映して効果的なノイズリダクション実現。特に中~高感度域での低ノイズを実現しています。

クロップしてもノイズが目立ちにくいです。

焦点距離95.0mm シャッタースピード1/2500秒 絞りF2.8 ISO2500 +0.0EV
こちらもクロップしてみました↓↓

α1IIはα9IIIと同様に、被写体が移動する速度に対しての、AF追尾の感度も安定/標準/高感度に設定できます。
急に止まる。急に動くなどの移動速度が瞬時に変わるスポーツでは高感度にしておくと、よりAF追従が向上します。
下記のシーンも、ガードの奥からドライブで抜き去る際にガード側にAFが切り替わることなく追従してくれました。

像面位相差測距点もα1と同等の759点。カバー率92%なので、だいたいどこでもピント合います。

その他コーナー

その他、アプリケーションの特設ブースがあったり、バスケをFE 28-70mm F2 GMで撮影できるコーナーがあったりもしましたが、個人的にグッと来たのが思い出のα、レンズ紹介コーナー。
一眼カメラで初めて写真を撮った時の感動、初期衝動を思い出しました。

私の思い出はこちら…

Aマウントの85mmプラナー。
今となってはAF駆動音がうるさい、ブリージングもガンガンでしたが、「一眼で写真撮ってる!」っていう喜びを感じる瞬間でもありました。トロけるボケに大興奮。
私も思い出のコメントを書いておきました!笑(右側の水色のメッセージ)

ということで、ハッシュタグをつけてSNSに投稿すると最後にノベルティももらえちゃいます。
「#来たぞαSPECIALEVENT2024」をつけてシェアしてね!!

以上、簡単にではありますが、αスペシャルイベントの体験レポートでした!
α1IIとFE 28-70mm F2 GMの発売がもう待ち遠しいですね!!

デジタル一眼カメラ
α1II
ILCE-1M2
デジタル一眼カメラα「Eマウント」用レンズ
FE 28-70mm F2 GM
SEL2870GM
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