4K ULTRA Blue-rayに対応したUHD BDプレイヤー「UBP-X800」の後継機「UBP-X800M2」が発表されました。
2018年に発売された「UBP-X700」の上位機種となります。
12bit対応のHDR技術であるドルビービジョンに対応し、X700にはない高音質設計、DVD Audioの再生機能、4Kブラビアモード、LDAC対応のBluetooth接続機能などを備えています。
この記事の目次
高画質
4K HDRの様々な規格に対応
HDR10、Dolby VisionやHybrid Log Gammaの規格に対応し、さまざまな映像コンテンツを高画質で楽しめます。
またHybrid Log Gammaは、ネット動画配信サービスとUSBメモリからのコンテンツ再生の双方に対応しています。
従来の4KテレビやプロジェクターでもHDRコンテンツの魅力を最大限に楽しめる独自技術を搭載
HDR非対応の従来の4Kテレビなどで視聴するため、4K HDRのコンテンツを4K SDRレベルに変換する際、ソニー独自のアルゴリズムにより、バランスの良いコントラストと自然な色調の再現が可能です。また、テレビ用、プロジェクター用にそれぞれ5段階の変換レベルを設定でき、ご利用の視聴機器に合わせた最適な明るさを選ぶことができます。
視聴環境の詳細を手軽に確認できる画面表示機能
リモコンの「画面表示」ボタンを押下することで表示される情報が増えました。従来の、再生中の映像出力情報に加え、データ情報が追加表示されます。映像の情報を手軽に確認でき、最適な設定状態で楽しめます。
高音質
AVアンプの技術を活用した独自の設計で、さらなる高音質化を実現
AVアンプで採用している高剛性シャーシ構造に加え、シールド構造の部品追加により、筐体の強度をさらに向上させました。メインLSI用ヒートシンクには、独自開発のフィンを付けたsfヒートシンクを採用することで、機械的振動の抑制を強化しています。電気的にも、AVアンプの設計技術を活用したローノイズレギュレーターを新たに採用し、電気ノイズが従来機※の約1/100まで大きく低減しました。加えて、電源基板とメイン基板の間にシールド構造を設けることで基板間の放射ノイズを遮断し、従来機※の約1/3まで低減させています。また、水晶振動子周辺のグラウンドを強化することで電気ノイズをさらに抑え、音像が際立つ、豊かな空間表現が可能になっています。
※ Ultra HD Blu-ray/DVDプレーヤー 『UBP-X800』
多様なフォーマットに対応し、より原音に近い音質を再現
FLAC、WAV、ALACなどのハイレゾファイル再生に加えて、DSDについては最大11.2MHzの再生まで可能となり、より原音に近く臨場感のある、高品位な音質を体感できます。また、CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング※する DSEE HX™にも対応しています。SA-CD、DVD Audioを含む多くのディスクメディアの再生が可能です。
※:最大96kHz/24bit相当まで拡張。
ネットワーク機能
NetflixやYouTube(TM)、Prime Videoなどの動画配信サービスの4Kストリーミングに対応。より豊富なコンテンツを高精細な映像で鑑賞できます。
Wi-Fi機能内蔵(MIMO(*1)対応)
本体内にWi-Fi機能を内蔵しているため、無線LAN子機の購入は不要(*2)。多種多様なネット動画を大画面のテレビで楽しめます。デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)に対応しており、より安定した無線接続を実現。また、MIMO対応の無線LANなら、ネット動画再生がさらに安定します。
*1 MIMO(マイモ):Multiple Input Multiple Output。データ送受信の高速化と安定性向上を実現する無線通信技術
*2 無線LANルーター(親機)を別途用意いただく必要があります
「ソニールームリンク」対応
「ソニールームリンク」対応のブルーレイディスクレコーダーとホームネットワーク(LAN)で接続。たとえば、寝室のUltra HD ブルーレイからリビングのブルーレイディスクレコーダーにアクセスし、ハードディスクに録画してある番組を寝室のテレビで再生できます。(*)
便利機能
マルチな再生力
DVDやCDはもちろん、USBメモリー(*1)やパソコン用外付けハードディスク(*1)に保存されたさまざまなフォーマットの動画やJPEG画像も再生。さらには、スーパーオーディオCD、ハイレゾ音源の再生もできます。
*1 FAT32およびNTFS/exFATフォーマットに対応
*2 AVCHD Ver2.0(AVCHD 3D/Progressive)対応
*3 Animation PNG/GIFには非対応
字幕・画面表示位置の調整機能
字幕・画面表示位置を調整できるようになりました。テレビやプロジェクターの画面モードを変更した際などに、お好みに合わせて字幕の位置を上下に5段階で調整できます。
ホーム画面のユーザーインターフェース(UI)を刷新
ホーム画面のユーザーインターフェース(UI)を刷新しました。よく使うアイコンが一画面内で見られ、選択できるようになりました。