9/17に発売される待望のレンズ交換式のVLOG用カメラ「VLOGCAM ZV-E10」
前モデル「ZV-1」よりも高性能なAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、その他の「α」シリーズ同様レンズ交換式となった注目の動画用カメラです!
レンズ交換式となったことでレンズ選びを楽しむことができるようになったということでどんな組み合わせにするか迷っている方もいらっしゃると思います。
この記事ではそんな「VLOGCAM ZV-E10」のオススメのレンズについてご紹介します!
最初のレンズには広角レンズがオススメな理由や間違いやすい焦点距離の数字のマジックについても解説しますよ!
この記事の目次
動画用カメラには広角レンズが必須!?
初めて動画用のカメラを持つ方に気をつけてもらいたいのがレンズの画角です。
近頃主流となっているGO Proなどのアクションカメラの画角は一般的な一眼用カメラのレンズに換算すると「超広角」という分類になります。
特に歩きながらの撮影や、自撮りでの撮影時には広角~超広角のレンズは必須です。
広角レンズかどうかはそのレンズの「焦点距離」を見ればわかります。
その定義はまちまちですが、一般的に35mm換算で
~24mm が超広角
24~35mmが広角
40~60mmが標準
70mm~が望遠
と分類できます。
「ZV-E10」のセンサーサイズはAPS-Cなので、22mm以下の焦点距離のレンズを使えば広角レンズということになります。
「え?今広角は35mm以下って言ったじゃないですかって?」
コレがカメラ初心者が勘違いしやすい「数字」のギミックなんです。
焦点距離の数字にダマサれるな!?「35mm換算」って?
実は同じ焦点距離のレンズでも搭載しているセンサーサイズによって実際の画角が大きく変わります
この記事では詳しい説明は省きますが、「ZV-E10」は「APS-C」センサーを搭載しているので焦点距離は1.5倍となります。
ですので「ZV-E10」の場合
【レンズの焦点距離 × 1.5 =35mm換算の焦点距離】
となります。
センサーサイズが小さくなると同じレンズでも光を受け取れる範囲が狭まりますのでその分ズームされてしまう。というわけ。
ちなみに、α7シリーズなどのフルサイズセンサー搭載機種であればレンズの焦点距離=実際の焦点距離となります。
ZV-E10にオススメの広角レンズ
動きながらの撮影や自撮りにオススメのズームレンズ「SEL1018」
超広角にあたる換算15mm~27mm相当をカバーするズームレンズ「SEL1018」
背景を大きく入れる外での撮影や、狭い室内、自撮りなど幅広く分野で活躍するズームレンズです。
汎用性も高く、1本目のレンズとしてもかなりオススメです。
絞りもF4と使いやすいと通しの設定で戸惑うこともありませんし、手ブレ補正も内蔵しているのでより、ブレの少ない動画撮影が可能となっています。
広角から標準まで幅広く使える電動ズームレンズ「SELP1650」
換算24mm~75mmまで幅広い範囲をカバーできる電動ズームレンズの「SELP1650」
「ZV-E10」ズームレンズキットのキットレンズとなります。
電動ズームレンズなので一定速度でのズームイン/ズームアウトができるのが特徴
被写体を写しながらズームイン/ズームアウトをするような撮影方法も簡単にできます。
価格も非常にお手頃でズームレンズキットで購入すれば実質11,000円で購入可能です。
どれにするか迷っている方はズームレンズキットを強くオススメします。
超コンパクト+ボケを楽しめるパンケーキレンズ「SEL16F28」&「SEL20F28」
※画像のレンズは「SEL16F28」です
次にご紹介するのはパンケーキレンズと言われる小型かつ薄いレンズが特徴の単焦点レンズ「SEL16F28」です
「SEL16F28」は換算24mmの広角レンズで単焦点レンズなので明るく、暗い場所も得意。
ボケを大きく作れるので特徴で一眼らしいボケのある映像を楽しむことができます!
個人的にはは接写ができるのがポイント高めなオススメレンズです!
「SEL16F28」と組み合わせて楽しめるフィッシュアイコンバーター「VCL-ECF2」
ぜひとも「SEL16F28」と組み合わせて使ってほしいのがこのフィッシュアイコンバーター「VCL-ECF2」です!!
読んで字の如く「SEL16F28」を魚眼レンズ化するキットです。
ちなみに「SEL20F28」という他のパンケーキレンズにも対応しています。
開放F2.8の明るさはそのままに16mm F2.8装着時は対角線画角180°を実現した焦点距離10mmの魚眼レンズとして、E 20mm F2.8装着時は対角線画角133°の焦点距離13mmの魚眼レンズとして、遠近感を強調したユニークな映像表現が楽しめます。